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医療法人タピック(宮里病院/沖縄リハビリテーションセンター病院)

医療法人タピック(宮里病院/沖縄リハビリテーションセンター病院)

業 種
医療・介護

タピックの出発は、1989年12月に、琉球大学医学部講師・琉大病院総医局長であった宮里好一が、休止していた名護市の民間病院を継承したことでした。公務員生活から在野の医療に踏み出すことを決意した最大の理由は、地元の行政関係者や医療界からの病院再開の強い要請でした。ほかにもベルリンの壁崩壊など世界の構造変化へのうねり、日本のバブル経済最盛期の高揚感など変化を始めた時代が背景にあったように思います。
 
 名護市においては、県北部ではもちろん全国の精神科主体の病院では初めてMRIを備えた「脳とこころの医療センター」を目指して、宮里病院を開設し2年後には法人化しました。沖縄県老人性痴呆疾患センターを厚生省・沖縄県から初めて指定され、自治体では画期的な認知症の予防を目的にした「名護市すこやか脳健診」を名護市保健師とともに実施するなど、全国的にも先駆けの取り組みをいたしました。

 特定非営利活動法人国際リハビリテーションスポーツ振興協会IRSを設立し、プール・ジム・テニスコートなどスポーツ施設と診療所を併設した「名護市スポ-ツリハビリテーションセンター・スポーク」の指定管理事業者を、名護市から受託しました。プロスポーツ選手や市民が利用しております。スポーツ観光、市民の健康増進のセンター、スポーツ医学施設として今後の発展が期待される施設です。

 沖縄市においては、沖縄県医療審議会において唯一特例許可された総合的専門的リハビリテーション医療を担う沖縄リハビリテーションセンター病院を開設しました。介護老人保健施設、適合高齢者専用賃貸住宅、プールのある県内最大の通所リハビリテーション施設「百歳堂」もその後オープンしました。国家資格を有するリハビリテーション専門スタッフが180人を超える全国トップクラスの陣容を整え、全国リハビリテーション・ケア研究大会を開催しました。また文化活動・フィットネスを融合した施設「ペアーレ沖縄を国から継承し、今では約5000人の受講者が集い、生きがい作り、健康作りの場となりました。

 南城市では、太平洋を眺望する3万5千坪の広大な国の施設「沖縄厚生年金休暇センター・ウェルサンピア沖縄」を引き継ぎ、「ウェルネスリゾート沖縄休暇センター・ユインチホテル南城」として、リニューアル・オープンしました。年間3万人以上の修学旅行生などへの宿泊提供のみならず、屋内外のプールや体育館を活用した地域住民の健康増進施設として再生しました。今後、南城市とともに、日本本土、中国、アジア、世界の人々にとって、ひきつけられるような沖縄のマグネット施設のひとつとして、アジア統合医療リハビリテーションセンターの建設を推進していく決意です。

 沖縄県・内閣府沖縄総合事務局の指導の下、「国際医療交流の創出」(ユインチホテル)に向けて取り組みを始めました。さらに国庫補助事業として南城ユインチ鉱山が開発され、自然エネルギーと天然液化ガス活用を組み合わせたエネルギー事業と温泉事業を計画し準備しております。若者や女性、元気高齢者の働く場を確保しアジアに広げ、沖縄の経済活性化・自立、ひいては日本の閉塞した経済を牽引するようなエネルギー事業・温泉観光事業・21世紀型のアジア交流の医療福祉事業への展開を目指します。

 未踏の分野に常に挑み、進化を遂げさせていただいているところです。これはひとえに、国、県、市や沖縄振興開発金融公庫などのご支援と地域住民の支えの賜物であり、すべての職員の日々の努力の結実であると思います。

 統合医療の視点に立ち、現代医学と伝統医学・代替医療の融合を図り、利用者・患者と治療者の関係を大切にして、多くの病気の根本原因である生活習慣や行動を変革するサポーターとして、新しい医療の形を提供いたします。それによって、ひとが本来持っている自然治癒力を高め、体や心、そして「ひととして生きているすばらしさを感じる」スピリチュアリティの3つの面での最良の状態に到達するお手伝いができることを目指します。

タピックの原点は、「ひとと地域を大切にする」ことです。そのことを肝に銘じて足元をしっかり踏みしめて精進します。同時に、かつての琉球王国のアジア大交易時代に発揮された進取・友好の遺伝子を再び活性化して、アジア・世界に踏み出し、沖縄琉球の自立的発展に貢献する総合医療生活産業を創出していく所存です。

 今後とも皆様のご指導とご鞭撻をお願い申し上げる所存です。

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  • イベント情報
  • OG・OB
    インタビュー
本社所在地 〒905-0006 沖縄県名護市字宇茂佐1763-2
地図
TEL 0980-53-7771
FAX 0980-53-6976
HP URL:http://www.tapic-miyazato.jp/
事業内容

病院(精神科・内科・神経内科・整形外科・リハビリテーション科・脳神経外科・皮膚科)

設立年月 1990年1月
代表者名 宮里 好一
資本金 3,000万円
従業員数 300名
沿革 平成元年12月 創業
平成2年 1月 宮里病院開設(名護市)
平成5年10月 老人性痴呆疾患センター開設(厚生省・県指定補助事業、県内初)
平成8年3月 老人保健施設亀の里開設(80床、沖縄市) 
      6月 宮里病院一般療養型病床72床(沖縄県初:総計239床)
     11月 沖縄リハビリテーションセンター病院開設(200床、沖縄市)
平成9年4月 入所授産施設コンシェル開設(30人定員、名護市)
平成10年4月 宮里病院老人性痴呆疾患治療病棟50床・同デイケア施設開設(国庫補助事業)
平成11年10月 「痴呆の基礎知識」著者宮里好一刊行、全国痴呆関連図書でベストセラーとなる
平成13年10月 全国リハビリテーション・ケア合同研究大会・沖縄2001開催(会長:宮里好一)
      11月 沖縄県中部圏地域リハビリテーション広域支援センター指定
     12月 インドネシア・ワヒド大統領夫人が沖縄リハビリテーションセンター病院を視察訪問
           アジアリハビリテーションの船:アース号構想の実現を宮里理事長が言明
平成14年3月 職員宿舎「ラ・ファミーユみやざと」竣工
平成16年7月 宮里病院北病棟3階増築(急性期精神科治療病棟整備)
平成18年8月 タピック沖縄株式会社設立
平成19年9月 沖縄県高次脳機能障害支援・普及事業の拠点機能として
         沖縄リハビリテーションセンター病院が指定(県補助事業)
平成20年4月 沖縄社会保険センター・ペアーレ沖縄を国より継承しオープン(沖縄市)
     11月 第5回国際健康産業サミット(北京)にて宮里理事長の講演と老人ホーム視察・助言
     11月 JICA「草の根技術協力:地域提案型・フィジー国理学療法士臨床技術研修」を
         沖縄リハビリテーションセンター病院にて3人受け入れ(平成21年継続)
平成21年2月 沖縄厚生年金休暇センターを国から継承しウェルネスリゾート
         沖縄休暇センターユインチホテル南城オープン
     4月 南城市長一行と蘇州市・上海市の健診センター・中国医院視察
      5月 名護市スポーツリハビリテーションセンター・スポークの
          指定管理事業者受託
     11月 特定非営利活動法人・国際リハビリテーションスポーツ振興協会
          IRS設立
     12月 南城ユインチ鉱山天然ガス探鉱・試掘工事(国庫補助事業)
平成22年2月 上海交通大学附属病院の4人の中医学教授・医師を招聘し
          南城市にて講演(徐葆光の道を歩もう会主催)
      4月 適合高齢者専用賃貸住宅ラ・ペジーブル泡瀬開設(48人定員)
      10月 一般・高専賃・障害者含む多層共同住宅ラ・ペジール名護開設
平成23年2月 南城市の元気プロジェクト事業(県事業)として、上海・北京からの
            医療ツーリズムモニターツアー受け入れ
平成25年3月 東南植物楽園継承
平成26年3月 屋我地ビーチ継承
支店・支店事業所 ・沖縄リハビリテーションセンター病院
・老人保健施設 亀の里
・名護スポーツリハビリテーションセンター SpoRC(スポーク)
・ラ・ペジーブル泡瀬
・ラ・ペジーブル名護
グループ会社・子会社・
関連会社
・タピック沖縄 株式会社
・特定非営利活動法人 IRS国際リハビリテーションスポーツ振興協会
・有限会社 東南植物楽園
・株式会社 屋我地ビーチセンター
・ネオパークオキナワ
開催日 イベント名
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